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測量費用診断

2026-03-16

測量士と土地家屋調査士の違い|どちらに依頼すべき?

監修: 測量費用診断編集部(日本土地家屋調査士会連合会 報酬統計データに基づく)

測量士と土地家屋調査士は何が違う?業務範囲・資格・費用の違いを比較。土地の境界確定・売却・相続にはどちらに依頼すべきか解説。

資格と業務範囲の違い

測量士は国土交通省が管轄する国家資格で、主に公共測量(道路・橋・ダムなどのインフラ整備に伴う測量)や地図の作成を行います。測量法に基づく測量業務全般が業務範囲です。

土地家屋調査士は法務省が管轄する国家資格で、不動産の表示に関する登記(土地の分筆・合筆・地積更正、建物の表題登記など)を専門に行います。境界の確定や登記申請の代理が業務範囲です。

簡単に言えば、測量士は「測量のプロ」、土地家屋調査士は「不動産登記と境界のプロ」です。どちらも測量技術を持っていますが、法的に行える業務が異なります。

費用の比較

測量士に依頼する現況測量の費用は15〜40万円程度です。一方、土地家屋調査士に依頼する確定測量の費用は30〜80万円程度です。

費用に差があるのは、業務内容の違いが主な理由です。確定測量では隣接地所有者との境界立会や境界確認書の作成、官民査定の手続きなど、測量以外の業務が多く含まれます。

現況測量だけであれば測量士の方が安い場合もありますが、後から境界確定が必要になると二度手間になるため、目的に応じた選択が重要です。

どちらに依頼すべきか

土地の売却、分筆、境界確定が目的なら、迷わず土地家屋調査士に依頼しましょう。これらの業務は土地家屋調査士にしか行えない独占業務です。測量士に依頼しても、最終的に土地家屋調査士が必要になります。

建物の建築確認のための敷地測量や、土地のおおまかな面積を把握したいだけであれば、測量士でも対応可能です。この場合は現況測量で十分なことが多いです。

公共事業に伴う用地測量や、大規模な造成工事の測量は測量士の専門分野です。道路拡幅や区画整理に関連する測量は測量士(測量会社)に依頼するのが一般的です。

判断に迷う場合は、まず土地家屋調査士に相談することをお勧めします。測量士の業務が必要な場合は、適切な専門家を紹介してもらえます。

よくある間違いと注意点

最もよくある間違いは、土地の売却前に測量士に現況測量だけ依頼してしまうケースです。売却には確定測量が必要なため、改めて土地家屋調査士に依頼することになり、費用が二重にかかってしまいます。

また、「測量士」と「測量士補」は異なる資格です。測量士補は測量士の指示のもとで業務を行う資格で、単独での業務はできません。依頼する際は資格の種類も確認しましょう。

土地家屋調査士の中にも測量士の資格を持っている方がいます。両方の資格を持つ専門家に依頼すれば、幅広い業務をワンストップで任せられるメリットがあります。

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